前職の社内喫煙所は、狭かった。
仕事を終えると、皆が集まり、ぎゅうぎゅう詰めで、
タバコを吸う。
話は仕事とは関係ない、ほぼ下ネタ。
男ばかりの職場で、この話だけが身分の差を超えて、
1つになれるトークなのだ。
下らないことは知っている。
体にタバコが害である可能性も知っている。
全てを含めて、今、この瞬間を楽しもう、
貴重なひとときを最大限に、
人生の最高の休憩所にしようと
この「イベント」ができ上がるのだ。
その瞬間、贅沢はいらなくなった。
広くなくていい。テレビはいらない。若い女の子も必要ない。
美味しい料理も。酒も。
何もなくても、ベストなのだ。
タバコと下ネタだけで・・・(笑い)
そこにただある空間と、にじみ出る肯定的精神姿勢で
十分なのだ。
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