通勤ラッシュから逃れて、
浜松町駅で降りたとき、
子供たちの声が聞こえた。
「大人の皆さん、路上でタバコを吸うのをやめてください。
ポイ捨てもしないでください。歩きながら吸うと、
その火が、私たちの目の高さにあたります。」
声の調子からいうと幼稚園児であり、
3〜4人の声を録音して、街灯に取り付けたスピーカーから
流していたのだ。
何も、子供に言わせなくても・・・と思ってしまう。
この子供たちは、きっと将来、本当にタバコが嫌いになるのだろう。
大工さんが、青空の下、休憩中に一服する姿を醜く思うのだろう。
キセルをくわえるオードリー・ヘップバーンを、気違いだと思うのだろう。
子供の声の文章からいうと、
公務員が書いて、子供たちに読ませたのだろう。
タバコについての賛否は問わず、洗脳を行ったのだ。
ここで「洗脳」という言葉を使ったのは、
ナチスドイツが、この世で初めて、
最初の公共禁煙キャンペーンを行ったからである。
つまり、最初のターゲットは、600万人のユダヤ人ではなく、
喫煙者なのだ。
現代日本がナチスと同じことやっているなんて、
子供どころか大人も知らない。
差別が差別を生み、ファシズムと化す。
「健康増進法」という日本のはた迷惑法律といい、
他にやることあるだろうと思ってしまう。
健康には、誰だってなりたい。
では、そのために何をするのかであって、
健康を義務にしたって・・・
健康には、衣・食・住・会話・生き甲斐が必要だろう。
年金問題、失業問題、景気回復、これらがそろって、
漸く健康的で人間的である。
タバコをやめてください。
ふざけるな。
吸わずにいられるか!!
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