シガーバーに初めて行った。
渋谷のマークシティにある『シガーバー＆カフェ コネスール渋谷店』である。
少し長い階段を上がり、
これは、まさに「大人の階段」かと思った。
（30歳だが、まだ、大人の階段があるのだ）
店内は、落ち着いたインテリア。
お客さんは、ビジネスマンが多い。
リッチに見えてしまうのは、俺だけであろうか・・・
店員の接客もスマートだ。
「初めてなんですけど・・・」と言うと、
丁寧に教えてくれた。
注文したのは、Cohiba 1本とマッカラン12年。
よく分からないので、初心者用にしてみた。
店員さんに教わった火のつけ方で、葉巻に火を入れる。
なんとも言えない、崇高な香りが無重力空間に漂う感じだ。
「これまでのタバコはタバコじゃない」と、タバコに失礼ながら思ってしまった。
葉巻１本とウイスキーシングルで2時間は、居座っただろうか。
大分、迷惑な客だったが、店を出るのが嫌なくらい。
味わい深い時間だった。
こんなシガーバーが、日本から消える日が来るかもしれない。
というのも、「神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例」を皮切りに、
全面喫煙可の店を消そうする動きがある。
現在、神奈川県にあるシガーバーは、この勢いにより、
お忍びで営業する羽目となった。
国が消そうとする歴史。
煙草は、数千年続く文化。
本当に非喫煙者、喫煙者の心地よい空間作りに
本気にならなければいけない日が来た。
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タバコが美味しくなりまたら、押してください。
