この問いに答えるには、
その目的を考える必要がある。
エコとは、人間生活と自然との調和などを表す考え方（Wiki）。
タバコは、人間生活と自然との調和であろうか？
吸う人にとっては、タバコの葉は自然からなるものであるし、
人間生活と調和する。
ただ、タバコの吸い殻の問題。喫煙マナーの問題がある。
ゴミが出るからエコではなく、マナーが悪いとエコではない。
ただし、
それは、すべてのエコの名の付く関連商品と同じといえる。
ソーラーパネルも捨てれば、ゴミだし、他人の敷地に設置すれば犯罪だ。
もうひとつ、重要なのが健康面。健康被害について多く論じられるが、
養老孟司氏が述べるように現代の健康被害については過大広告が多い。
一方的であるとも否定はできない。
効能はどうか。タバコは、アルツハイマーの予防に効果があると言われる。
愛煙論者の中には、「アルツハイマーになるより肺ガンになる方が良い」という方もいる（稀に）。
どちらも、真の意味で実証はできないと考えるが、
高度成長期の肺ガンの発症率の増加は、タバコではなく排気ガスによる大気汚染という
論者もいて、タバコの健康被害について簡単に語ることは難しい。
（タバコを世の中から追いやるのは、石油利権の問題という人もいる）
以上を踏まえてタバコは、エコか？
タバコは、1500年前のマヤ文明よりつづく歴史を持つ。
この点は人間生活と自然との調和であり「エコ」だ。
しかし、葉っぱ、そのものは除いて、添加物の健康被害は、否定できない。
また、フィルターの問題もある。
フィルターは、再利用が進んでいるが、全体量のごくわずかだ。
結論を書くことは難しいが、
添加物を含まないタバコ、そして、フィルターのない葉巻きやパイプ、キセルは、
マナーを守る限り、エコロジーではないか。
森も木もきれいな空も心を癒す。
タバコもそうだろう。
「エコ」の仲間に入れて欲しい
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