恵比寿のneuf cafeに行ってきた。
カフェの成功例と挙げられる店で、
何より開業資金360万円で年間4万人の集客というのがすごい。
中に入ると落ち着いた雰囲気だ。
お客さんは女性ばかり。
イスがそれぞれテイストが違い、寄せ集めてきた感じがあるが、
それがなぜか落ちついた統一性をも持たせる。
このneuf cafeで感じたのが、
昨年、冬に行った南房総の山奥にあるカフェ grass-Bに雰囲気が似ていること。
双方が似ていると感じたのは、「ここは、都会ではない」と思わせる雰囲気。
grass-Bは、南房総の片田舎なので、
都会ではないのだが、田舎といえども、都会を思わせる店はいくつもある。
(ショッピングモールもあるし、片道2時間で行けてしまうので、
イメージ的に”どこか遠くに来てしまった”と思えない部分もある・・・)
現実と切り離された場所、空間、そこにやはり人気の秘密があるのではないか?
「ここは都会ではない」と思わせることは、難しい。
どんなに田舎の雰囲気を醸し出した内装の居酒屋やカフェでも、
どこか都会的なものを感じさせるのだ。
逆にどんな田舎に行っても都会を忘れさせてくれるところは、少ない。
(タイの孤島で、舗装道路もないところでも、セブンイレブンがあった・・・便利だけどさあ)
どこか遠くに来てしまった・・・
この雰囲気は、短時間でどこでも行ける現代において、
また、全国各地の特色が薄れる現代において、
感じることは難しいし、あるとホッと息がつける。
neuf cafeの勝算は、ここにあったのではないか!?
「ここは都会ではない・・・」
これは、タバコの最初の一服にも言えよう。
一瞬だが、自分の世界に入り、ふと自分のいる場所、置かれた状況をかき消してくれる。
タバコの良さもneuf cafeの良さも似ているように思うのは、俺だけであろうか?
- neuf cafeにあるポスター
※恵比寿のneuf cafeは、全面喫煙可。
逆に、山奥のgrass-Bは、「タバコは、外で吸ってください」と言われてしまった。
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