木って不思議だ。
あのフォルムといい、
ただただ、上に伸びる感じといい。
当たり前の存在すぎて、その魅力を見失いがちだ。
木には、いろんな謂れ(いわれ)がある。
木を含め、植物に話しかけると植物が良く成長するいうのも、
その一つだ。
そんなありえない話が、この本を読むと納得させられる。
この本は、木が人間の声を聞くばかりか、
人間に話しかけるという。
著者が聞いた木の声を、木ごとに書き綴っている。
「木が語りける?ウソだ!」
な〜んて、俺も思っていた。
興味なんてありもしない。
だが、ある林業者に出会って、
そして、木工デザイナーに出会って、
考えが変わった。
なんと、木が語りかけることを二人とも信じていたのだ。
そんなこんなで、「木が語る」ことに、マイブームが訪れた。
この本は、木の語ったことを、そのまま書いている。
著者の視点が交わらないのが良い。
何気ない木だけど、
俺たちは、木がないと生きていけない。
だから、木が話せるならば、木と声を聞いて
一緒に伸びることを考えなければいけない。
この地球上で。
この本を読むと、無性に
木の下で、木と一緒にタバコを吸いたくなる。
木に寄り添いたくなるのだ。
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