タバコの匂いは、本当に嫌がられる。
特に吸わない人が嫌うのだ。
自分としては、「臭い」と嫌がれてから、
この匂いは「臭い」と表現されるのだと思った。
というのも、最初は、嫌ではなかった。
ライブハウスなどは、昔は、全面喫煙可で、
照明に煙が反射し、そのグラデーションを
美しいと思ったし、その香りは、
アンダーグランドな雰囲気を掻き立てて、むしろ好きだった。
これは、吸っていない頃の話だ。
僅かだが、小さい頃の記憶もある。
父親に抱かれていた頃、何歳か分からないが、
父親を父親と判別する手段として、アゴのヒゲのザラザラ感、
そして、微かに香るタバコの匂いを頼りにしていた記憶がある。
「タバコは臭い」など、概念そのものがなかったのだ。
(俺って変かな?)
以前、ブログに「喫煙所は臭い」と書いたが、
こういう匂いを「臭い」と判断するならばという仮定で書いた。
知らなければ、「タバコって、そういうもんだろ」で終わる。
世間は、不幸だ。
「タバコの匂いって、そういうもんだろ」で終わらせれば良いのに、
「臭い」と言葉で判断し、自らをストレスで固めている。
寛大になる方に、世の中進んでもらえないか?
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