下北沢のシーシャバーに行った。
そこには、店の奥にも外にも若者が溢れ返っていた。
満席で入れなかったのだ。え〜って感じだ。
新しいモノを探す若者にとって、
フィルター付タバコは、品性を失い、もう「かっこいい」モノでは
ないのだろう。
タバコのような崇高な気分を味わいたいが、
「かっこ悪いの嫌!」と代替物を探している内に
シーシャに行き着いた。
そんな気がする・・・
ただ、この写真を見よ。
なんと、新人時代の太宰治だ。
- たばこと塩の博物館「林忠彦写真展 〜紫煙と文士たち〜」
酒に酔ってタバコを吸い、
カメラマン・林忠彦氏に、"俺を撮れ"と罵って撮った一枚。
もちろん、林忠彦氏は呆れて撮ったと思うが・・・
こういう雰囲気が、ホント現代に欠けてる。
なんか無性に「なんかやってやる!」的な空気。
ホントになんかやっちゃうんだけど。
この時代の空気感が、タバコをカッコ良く魅せ、
現代の空気が、カッコ悪さを演出しているのだろう。
若者がシーシャバーに集うのも、分かる・・・
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