映画『インサイダー』 〜この映画の疑問点〜

映画『インサイダー』を観た。

ネットに落ちているので、本当に、最近は便利だ。

 

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この映画は、タバコの身体への悪影響を

内部告発した元タバコ会社のジェフリー・ワイガンド氏の実話を元にした映画だ。

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アル・パチーノとラッセル・クロウが共演した重厚な社会派ドラマ。

報道番組のプロデューサーの男と大手タバコメーカーの元副社長が、

タバコ産業の裏で暗躍する巨大な権力を倒すために、

信念を持って立ち向かっていく様を描く。

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「(タバコとは)ニコチンの運び屋ですよ。」

「タバコ会社が言うニコチンの身体へ悪影響がないというのは、ウソだ」

 

この映画では、喫煙への依存性を増すために、

タバコにアンモニアや発ガン性物質クマリンを

添加しているという。

 

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無添加のアメスピが人気のように、添加物に関することは、

最近、もっぱら常識である。

発火剤も体への影響も気になる。

 

この映画で興味深かったのは、

これだけタバコの悪影響に恐怖感を煽りながら、

「肺ガン」については、ジェフリー・ワイガンド氏の口から

告げられなかったことだ。

 

あくまでも、「添加物」とニコチンの話で終始している。

・ニコチンは神経系に悪影響

・添加物には、発ガン性物質が含まれる

(ガンについて語られたのは、記憶の限り2時間で1回だけ。)

 

つまり、

純粋なタバコの発ガン性については、語られないのだ。

無添加なら、科学者も発ガン性を肯定しないの?

 

映画としても、タバコの恐怖感を煽ることよりも

事実に沿って映画を作りたかったのだろう。

また、訴訟になるのも怖いし。

 

この映画を観て、また、無添加タバコに興味を持った。

 

 

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